スタッフのひとりごと

個性

「もっともっと」でいいの？

2012/01/30

「個性」と言う言葉について、考えてみました。使い方はいろいろあります。

・個性を引き出す
・個性を伸ばす
・個性を活かす
・個性を大切に
・個性的に　など

さて
「個性を伸ばす教育」
という言葉を聞きますが、これはどのようなものなのでしょうか？

「どうして叱るのですか！　これはこの子の個性なんです！」
と、我が子を注意した先生に抗議する親御さんがいると聞きました。

さてここで｢個性｣の定義とは何でしょう？
国語辞典で「個性」を繰ってみました。

個性 ⇒ 個人または固体・個物に備わった、そのもの特有の性質・・・goo辞書

「個性を伸ばす教育」とは

・ズルイ子供は、もっとズルイ子に
・行動に時間の掛かる子は、まだまだゆっくりと
・本当のことをなかなか言わない子は、絶対言わせないように
・じっとしていることが苦手な子は、更にせわしない子に

分かりますよね、実は個性の前に「良い」が抜けているのです。

わがままで行儀の悪い子供を叱らずに　
「この子の個性です」と言い放つ親は本当にそう思っているのでしょうか？

今回は少々重たい話になってしまいました、小生からの問題提起です。

以上「ああだ、こうだ」のKでした

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